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アップル123について

代表メッセージ

私自身の長男が3歳の時に「自閉症」と診断されました。診断されるまでは、「他の子と何かが違う、でもそのうち普通になるだろう」と自分に言い聞かせる日が続きました。買い物に行けば親の方など振り返らずに走って行ってしまう。言葉はなかなか話し始めない。ミニカーを一列に並べる遊び。他の子といてもいつも一人遊び。調べてみると、いわゆる自閉症の子がする行動と同じような行動をしていたので、とても心配になりました。それでも、そのうち普通に言葉を話し始め、親の言うことを普通にきくようになり、他の友達とも遊べるようになるだろうと願っていたのですが、やはり3歳の時に専門機関で診てもらったところ自閉症と診断されました。

自閉症やアスペルガー症候群などの子は、障がいではなく、そういう「特別な感性を持っている子」ということを理解し、受け入れることができるようになるまでには、相当な時間悩みました。

あるとき、児童デイサービスという施設があることを知り、行かせてみました。そこはスポーツを通じてコミュニケーション能力を高めるというコンセプトで行っておりましたので、普段あまり体を動かすことを得意としない自閉症の子には最適と思い行かせてみました。

親が求めるのは、やはり人との対話やコミュニケーション能力を身につけることを期待していたのですが、5年ほど通わせましたが、何一つ身についておりませんでした。あるとき見学に行ったのですが、まるで知識のないスタッフがただ運動をさせているだけで、特にコミュニケーションスキルを上げるようなカリキュラムも無いし、子どもたちの将来ビジョンもなく運動させているだけという状況を知り、すぐに辞めさせました。

正直なところ、運動をやっても実生活にはなんにも役に立ちません。

子供には何が一番大切なのか、考えた結果将来自立して生きていく生活力だと気づきました。学校でのコミュニケーションは将来への通過点でしかありません。日常生活で普通に生活していくことが、何より大切だと思います。それが普通にできないのが自閉症などの子どもたちなのです。

また、自閉症の子どもたちは、大人がびっくりする才能を持っているケースが多いこと。 その才能を活かして生活していくことができれば、これは最も幸せなことだと思います。

ただ、それをどうやって見つけたらよいか分からない。自分も同じ悩みを持ちました。色々やらせてみたいけど、何をやらせたらよいのかわからない。

色々やらせたら時間がかかる。お金もかかる。どうやったら・・・ 同じ悩みのお父さんお母さんは大勢いると思います。

なら、自分の悩みを解消できる、そして自分の子どもに行かせたいと思う施設をつくろうと、UPLE123を開業いたしました。

UPLE123は子どもたちが一人で生活できるようにすることを目的とし、生活、仕事、に関連したカテゴリを体験練習習得できる施設として活動していきます。もちろん体づくりも習慣づけるよう経験していただきます。

カテゴリとしては料理とパソコンですが、これから色々なカテゴリを増やしていこうと思案しております。

同じ悩みをお持ちのお父さんお母さん、是非一度UPLE123に来て悩みをお話しください。一緒に子どもたちの才能を発見して、子どもたちの未来を楽しみましょう!

企業理念

本気で才能を見つけよう!

本気で才能を見つけよう!

1.可能性と才能を見つけ出し、子供たちの未来を創造する。

2.「何が出来る」、「何が得意」、「何が好き」を共に探し、
子どもたちの「未来を」、「可能性を」、「夢を」見つけ出すことが使命です。

3.子どもたちの将来の生活に繋げることが喜びであり、それが私たちの最も大きな成果報酬です。

アップル123の特徴

アップル123は、「才能」を見つけ「自立」することを目的とした放課後等デイサービスです。

自らの経験を元にした
活動方針
アップル123は、自閉症の子供をもつ創業者自身の経験から方針を決めて、スタッフ全員同じ目的をもって活動しております。自閉症やアスペルガー症候群、ADHD等の子供たちは独特の特徴(個性)を持っております。小さい頃はなかなか普通の環境(支援の無い幼稚園や普通学級)では生活しづらい特徴はありますが、徐々に馴染み、その特徴(個性)が得意なもののなり、才能になると信じております。皆様と同じ様な悩みを抱え、心配し、生活してきた経験を共感しあえる環境づくりをしていることが、アップル123の最も大きな特徴です。
一軒家
アップル123は一軒家を使って活動しております。 子供たちは、皆家で生活をします。将来、自立して生活していくために、家の中での生活で必要最低限のことを“施設”ではなく“家”で経験し習得してもらいます。炊事、掃除、整理整頓など、安心して自立して生活できるようになることを目的としております。
「普通」を目指さない
アップル123では、子供たちに「普通」と言われるコミュニケーションを求めません。自分なりの世界観を持っている子供たちが多く来るところなので、それぞれの世界観を理解し、子供たちなりのコミュニケーション方法を尊重して活動します。「普通」と言われるコミュニケーションを求めるのではなく、子供たちの才能を認めてもらい、周りから子供たちのコミュニケーション方法を理解してもらえるようになることを目指しております。
常に「将来」を意識した活動
アップル123では、常に「将来」を意識した考え方をもって活動しております。子供たちの将来にどう繋げるか、将来を考えるとこう接したほうが良いのではないか。など、常に子供たちの将来を意識して呼びかけ方や接し方、活動方法を決めております。
体験や見学はいつでもOK
札幌市内の放課後等デイサービスでは、大多数で見学や体験をするために“予約”が必要です。アップル123では、見学や体験はいつでもOKです。当日に「近くまで来たので、今から行ってもよいですか?」というかたちでの見学も問題ありません。保護者の方も相談室の方も遠慮なくおこしください。
※体験の場合、しっかりと子供の状態を知りたいので、事前にご連絡頂けると幸いです。
※事前にご連絡を頂けると送迎もさせていただきます。(見学でも体験でも可)
保護者との茶話会
保護者の皆様との情報交換が出来るように定期的に茶話会を開催しております。子育てや将来についての悩みを共有し共感しあうことで、子供たちの成長を一緒に楽しみましょう。進学、就職、生活についてなんでも話し合える“場”をつくります。
ご家族との連携を大切にしております
お子様のしんぱいごとなどがあれば、遠慮なくご相談ください。スタッフや子育て経験者の繋がりでお力になります。一緒に子供たちの成長を見守り、共に成長していけるような関係を築いていきたいと思っております。
協力医療機関と連携しています
事業所内で怪我や発作等がありましたら、各事業所ごとに連携している協力医療機関に連絡を入れてから受診をします。
詳しくはこちら
※受診する前には必ず保護者の方へご連絡致します。
送迎サービスにて
通所していただきます
行きは学校やご自宅までお迎えにあがり、帰りはご自宅までお送り致します。また、法改定により、児童館や祖父母宅送迎も可能になりましたのでご相談ください。
詳しくはこちら
未就学、小学生、高校生までを対象にしております。
アップル123は、未就学児から高校生までの子供たちが来ることが出来ます。自然と高校生や中学生が小さい子供のお世話をするようになり、自然と縦社会の立ち位置を意識して活動するようになります。コミュニケーションは教えるより、環境をどう提供するかによって自然と学んでいくようになります。子供たちは想像以上に出来るのです。